2017年7月 〜MDRドイツ中央合唱団と正式契約、そして一時帰国〜

お陰様でMDRの一年間の研修を無事合格し、MDRで新たな契約書にサインをしてきました。 これで晴れて2シーズン目からは研修団員ではなく正団員としてMDR Rundfunkchorで働く事になります。長いようであっという間の一年、ストレスで胃に穴が開くかと思った事も多々ありましたが、無事に一年成し遂げる事ができて感謝です。これで、退職届を自分から出さない限り67歳の定年までドイツで働ける事になります。67歳、、、後何年・・・。。。とはいうものの、合唱団員唯一の日本人、家族から遠く離れた慣れない地、そしてまだまだ辿々しいドイツ語力、そしてたまにチラッと顔を覗かせるホームシックと不安要素は沢山あるので、これからどの様な導きになるのかはまだ未知ですが、しばらくはライプツィヒを中心に音楽活動を続けていくことになりそうです。 MDRと契約を結んだその日の夜に、ニコライ教会での演奏会に出演させて頂きました。シュッツ、メンデルスゾーン、バーンスタイン、そして韓国の有名な作曲家の作品、と色彩豊かなプログラムで、少しですがソロも歌わせて頂きました。この日は色々と目眩がするような盛りだくさんの一日でした。 そして、翌日、待ちに待った一時帰国をしたのでありました。こんなにも日本に帰るのが嬉しいものかと・・・。 ただし、ドイツと日本の気温差約20度。久しぶりの日本の猛暑に頭がクラクラしっぱなしでしたが、大好きな愛猫のジョイとの再会(もちろん家族とも!)、美味しい日本食を堪能し、日本のお土産を一杯スーツケースに詰め込んで、2シーズン目をスタートすべく職場のあるドイツに戻ってきたのでした。日本から飛行機が飛び立ってから数分はやっぱり寂しくて涙が止まらなかったのを覚えています。でもこうして人は強くなっていくのだと気合を入れ直した瞬間でもありました。

0 件のコメント: