2017年8月その① バイロイト音楽祭

ドイツに戻り、新しいシーズンが始まったのですが、私にはまず行くべき所がありました。 バイロイト音楽祭です。リヒャルト・ワーグナー財団ハンブルク地区奨学生として推薦して頂き、1週間バイロイトに滞在、ニュルンベルクのマイスタージンガー、トリスタンとイゾルデ、ワルキューレとどれも長丁場のオペラ3本立てを思う存分鑑賞させて頂きました。ワーグナーが後世に残した功績の偉大さを改めて実感し、空き時間には世界各国からの若い音楽家にも多く出会うことができ貴重な経験でした。 しかし、バイロイトの劇場にはクーラーが無く、滞在期間中はドイツでも珍しく夏日でした。 公演中に観客のおじいさんが倒れ、救急車出動、、、舞台では演出で燃え盛るキャンプファイヤーのような炎が吹き出し続けていて、扇子を持っている方は扇ぎ扇ぎ、観客は皆汗だくで長丁場のオペラを鑑賞したのであります。オペラの感想は、勿論ダイナミックで傑作ばかりの素晴らしい作品。。。。ただ、、、長かった・・・当分はワーグナーは良いかな、とお腹一杯でライプツィヒに戻ったのでありました。因みに、ワーグナーはライプツィヒの生まれ(1813年5月22日)の作曲家です。

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