ライプツィヒの家探し中に出会った子。 |
4月のMDR 放送合唱団のオーディションを経て何とか合格できたものの、次の山場はライプツィヒでの家探しです。
日本では実家にのほほんと暮らし、ハンブルク内では1度引っ越しましたが同じ市内だったため、今思い返せばまだ楽な方だったのですがが(それでも当時はなかなか条件に合うところが見つからなくて20件程見学しギリギリまで見つからなく大変な思いをしましたが・・・。)、今回は北ドイツから東ドイツへ一人での引越し、話が違います。
ハンブルクからライプツィヒへはICE(ドイツの新幹線)で3時間半と離れているため、見学の予約も、数日間に一気になるべく無駄なく詰め込み、ホテル滞在をして探しました。一回の滞在で見つけたかったのですが、そう甘くはなく、結局2回ライプツィヒに赴き、あちこち探し回りました。
まだ全くライプツィヒの立地がわからず、街の中で迷子になり、予約の時間にたどり着けない物件があったり、遅れを伝える電話をするも電波が悪く相手の声がほとんど聞こえなく、相手にキレられもう2度と電話に出てもらえなかったり(でもこんな事ですぐキレるドイツ人とは関わらなくて幸いでしたが。)、アルコール中毒の人がフラフラしている地区(当時はどこの地区が治安が良いのか悪いのか良くわからなかったので)、犬のウ⚪︎チが道端にゴロゴロ落ちている地区(笑)、はたまたマーラーが昔住んでいてそこで交響曲1番を作曲した家の間隣の物件、世界的にも有名な動物園の近くの物件などなど、とにかく物件提供者とコンタクトが取れて見学が予約できたところは手当り次第回りました。
1度目の家探し滞在で決まらなかった時は凹み、2度目の滞在の時には見つからなかったらどうしようという焦りの気持ちが大きく、右も左もわからない、誰も知り合いのいない新しい土地で道端で泣きそうになりながら(泣きませんでしたが・・・もしや、、、心臓に毛でも生えてきたのでしょうか!笑)、神様に必死に祈りながらとにかく足が棒になるまで探し回りました。その割にはあちらこちらで見つける興味のある風景を写メに収める元気はあったようです。が、かなり疲労していたのと頭がテンパっていたのもあって道中、手を滑らせて石畳の路上に携帯を落とし、見事に画面がホラー映画のような有様に。泣きっ面に蜂状態でした。苦笑
家探し中の物件のひとつが、マーラーが住んでいた家の間隣でした。 因みにマーラーはここで交響曲1番を作曲したそうです。 |
そして、最後の最後で幸いにも職場まで路面電車で5駅目(乗車時間8分)ドア・トゥー・ドアで15分で行ける、ライプツィヒで一番治安が良いとされていて道端がかなり綺麗な地区、そして家具付きの物件に決めました。(ちなみにバッハでお馴染みトーマス教会まで徒歩23分。)
個人的に貸し出している物件でしたが、大家さんの奥様は日本に旅行に来た事もあって日本の文化に興味があるドイツ人で、彼女自身バイオリンも習っていて音楽に理解のある方、そして可愛い3人のお子さんがいて、8歳の女の子は歌を習っている、という事だったので、安心して契約することができました。
ただ、バスタブがなくシャワールームのみ。という事は日本人の私にとってはとても痛い、、、!!のですが、また近い将来引越しをすることになると思うので、その時は必ずバスタブのある物件にしたいと思います。
まずは物件が見つかって神様に感謝でした。
来月はいよいよお引越し、北から東へ大移動です。