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エアフルト大聖堂 |
2016年9月12日 エアフルトという街で演奏会がありました。
エアフルトはライプツィヒから南西へバスで1時間45分、ドイツの中央部に位置し、チューリンゲン州の州都です。
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エアフルトの街並み |
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この大型バスで毎回移動します |
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舞台横からの風景 |
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終演直後 |
今回はアハヴァ音楽祭での演奏でした。
ロシア音楽、アルメニア音楽、ユダヤ音楽と様々な作品で、MDR団員にとってもほぼ全て初めての作品ばかりでしたが、民俗音楽のメロディーをモチーフにした作品が多く、ユダヤ音楽は日本古来のメロディーや音階を彷彿させる箇所がありとても興味深いものでした。日本チックなメロディーが思い出される箇所に思わず日本の国旗を書いてしまいました。(落書き・・・?)
今回は短いソロを歌わせて頂き (ただし頼まれたのはまさかの本番3日前・・・。)、感謝でしたがオーディションの時よりも更に妙なプレッシャーで、それでも指揮者が (今回はスロヴェニア人の女性の指揮者)、母が子を見守る様な目で見守ってくれていたお陰でなんとか無事に最後まで歌わせて頂き良い経験になりました。
そして9月の中旬には、ライプツィヒのゲヴァントハウスでメンデルスゾーン《パウロ》公演がありました。この作品はMDR合唱団にとって既にレパートリーになっているので、プローベ (練習)が数日しかなく、私にとっては楽譜に穴が空きそうなくらいの集中を要し、本番は緊張で “楽しむ”という余裕が残念ながら殆どありませんでした。手汗もビッショリ。両隣のドイツ人同僚の完璧なドイツ語発音と見事な子音さばきに、ただただついていくのに必死でした。でも非常に勉強にもなりました。次の夜、早速この日の演奏がラジオで流れたので、この放送でやっと音楽を楽しみました。
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ゲヴァントハウス大ホール |
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ゲヴァントハウスのホワイエからの景色。目の前はオペラ劇場です。 |
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ゲヴァントハウスのホワイエ |
そして9月下旬にはベルリンフィルハーモニーへ赴き、ベートヴェンのミサソレムニスのCD録音兼コンサートがありました。ベルリン滞在も楽んだ・・・と言いたいところですが、この作品もMDR放送合唱団にとってレパートリーの一つなので、ライプツィヒでの練習は3日のみ、、、難易度高すぎといいますか歌手泣かせの(特にソプラノ)音形でThe ベートーヴェン!といったフレーズに、ソプラノを殺す気ですか、、、!!! と何度と心の中で叫びたくなる作品でした。周りの同僚は既に10回以上歌っている人も大勢いたのですが、私にとっては初めてだったので、短期間で仕上がるのか不安でもう胃に穴があくかと思いましたが、なんとか自分ができる限りの事は発揮できたかなと思います。周りの同僚達が毎回励ましてくれたお陰です。
この作品、合唱はかなりの労力が必要なため、いちいち楽曲間で一旦座って少し休憩をとりましたが、それがないと、一曲ごとにめまいでぶっ倒れそうになります。ソロ以上に合唱って本当に大変、と働き始めて約2ヶ月、今更ながら気づく私でありました。笑
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Credoの前で一旦着席休憩 (左上の書き込み) |
本番当日ベルリンまでライプツィヒからバスで2時間半移動、終演後は速攻ライプツィヒへ帰るとあって、当日はずっとバタバタしていましたが、ベルリンフィルハーモニーの舞台裏のカフェテリアは以外と安くて美味しいものがあり少しばかり楽しみました。そして今の職場には割りと年齢の近い歌手もたくさんいて、ドイツ人、スペイン人、韓国人と帰りのバスの中はまるで修学旅行のようなノリで帰ってきました。でもライプツィヒに到着したのは夜中の12時過ぎ。皆揃ってあくびしっぱなしでた・・・。
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ベルリンフィルハーモニー大ホール |
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終演直後 |
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