7月(2016年)の出来事 中古自転車を買う

自転車を求めて歩き回っていた途中の一枚

私のうん10年の人生でベスト10に入るくらい大変だったハンブルクからライプツィヒへのお引越しも、色々な方のご協力をお借りして無事に終え、なんとかライプツィヒ生活をスタートさせた2016年7月。交通手段はもっぱら歩きか路面電車だったのですが、もっと早く簡単に移動したいと考え、インターネットのebay(色々な中古品を一般の人たちが出品しているサイト)で中古自転車を探しました。希望は155センチの私の背丈でも乗れるサイズでカゴ付き、あまり値段が高くないもの。探しては出品者に直接メールを送って日取りを決めて実際に見せてもらって乗ってみてという感じだったのですが、まず値段、ドイツ人は基本的に中古でもあまり値段を下げないことで有名(?)で、思ったより安い自転車が見つからないので、結局コンタクトをとって実際見に行ったのは3〜4件でした。
インターネットで見る写真よりも大きすぎて、足が届かないのに関わらずせっかく来たんだからと無理にプルプルしながらゆっくり漕いでみるも、出品者にも「うん、あなたには大きすぎるわね」と言われたり、出品者のお家が遠すぎて、7月のジリジリと太陽が照りつける炎天下(この日は珍しく暑すぎる日でした。)、ライプツィヒ郊外の自然が広がる中の一本走る自動車道を汗だくになりながら永遠と歩き続け、途中でもう折り返して帰りそうになったり、移民のイラン人(多分)の大家族が出迎えてくれて子供達が見つめる中、子供サイズの大人の私が試し乗りしたりと、色々と見に行きましたが、炎天下の中遠出した所で70ユーロでまずまず自分のサイズにあったものを見つけたので、ぶっきらぼうであまり感じの良い出品者ではありませんでしたが購入を決定。ただし、これはひたすら歩いてたどり着いたお宅だったので、足も棒のようになっていたこともあって、試し乗りした時に、自転車はこんなにも楽で快適な乗り物なのか!とある意味錯覚を起こしてついつい購入してしまったのでした。インターネットで見ていた写真と違ってカゴが付いていなかったので、カゴはないかと聞くと、倉庫から外したであろうカゴとついでに取り付け用のドライバーをつけてくれました。それでも70ユーロは高かったので一応値引きしてくれるか聞くも、状態が良いからこれ以上値引きできない、と言われました。(イラン人は値引きしてくれたのですが・・・折りたたみ式自転車だったので買いませんでしたが。。。)
しかし、また来た道を永遠と歩くには涙がちょちょぎれそうだったので、もう諦めて購入。
それでも、帰りは風を切って自転車を走らせ、道を歩いている人を追い抜いては優越感を感じ(笑)、クタクタになって帰宅しました。
この時はまだ知りませんでしたが、ライプツィヒは高度差もあまりない地形らしく、自転車を使うにはもってこいの街だそうです。車道もだいたい車と自転車用の道、歩道とに分かれていて、わりと安全に乗れます。ドイツ人の男女共にガシガシと漕ぐスピードに慣れる以外は・・・。
こうして無事に移動手段を手にいれたのでした。

この7月の回には関係ありませんが、ビザの登録をしにいった際に、公園の中を突っ走る路面電車に出会いました。日本ではまず見かけない光景、面白かったのでおまけに動画をアップします。


0 件のコメント: