6月(2016年)の出来事 お引越し〜ハンブルクからライプツィヒへ

ライプツィヒのとある公園

暑中お見舞い申し上げます!
日本は夏もいよいよ本番、蝉の声や風鈴の音、日本の花火の大輪の輪がとても懐かしく感じる今日この頃です。
ライプツィヒも今日は30度を超え暑い一日でしたが、日本の様な湿度はなく、茹だる暑さではないので、まだまだドイツの夏は甘っちょろい気がしています。
さて、今日は昨年の6月の出来事をいつものことながらマイペースに書きたいと思います。

この月の終わりはいよいよお引越しでした。
引越し業者の引越し代を職場が出してくれることになっていたのですが、その申請がなかなか大変で、この書類ではダメ、あの書類でもダメと、ああだこうだしていたら結局時間もギリギリ切羽詰まってしまいました。幸い、ハンブルク在住の日本人の方々の助けもお借りし、なんとか引越し業者も決まり、箱詰めは全て自分で。一人分の荷物だからそこまで大変ではないと思っていましたが、2年半の年月で所有物を知らず知らずのうちに溜め込んでいたことにこの時初めて気がつくことになります。
引越し用ダンボールはアルトナ(住んでいた街)にあったIKEAで何度か往復して買い、部屋の掃除も併せて毎日黙々と準備をしていました。
全部でなんとダンボール28個!!何がそんなに増えたかな〜、と全くの疑問であります。いつか断捨離をしなくては、、、と心の底で叫びながらも、ライプツィヒでも必要だと思うものは捨てずにダンボールに全て詰め込みました。

そんな引越し準備期間中に、同居人のドイツ人のマルティーナとお隣に住んでいるご夫婦がお別れ会を開いてくれました。いつも私の事を応援してくださり、4月の修了演奏会にも応援に駆けつけてくださったりと、とても良い方々でした。お別れ会ではお礼にアメイジンググレイスをアカペラで日本語と英語とドイツ語で歌いました。歌い終わって改めてお礼をいう時、本当にこの方々との別れが寂しくて、思わず泣いてしまったのはここだけの話です。


なぜイギリス国旗のナプキンがあるかと言うと、この日の前日にイギリスがEUから抜けたのでした。
たまたま食器棚にあったのをマルティーナが出してきました。
イギリスのEU離脱のニュースは衝撃的でしたが、見事にタイムリーなナプキンでした。笑

マルティーナが行きつけのカフェの3種類のケーキを買ってきてくれました。
(ラバーバ、2種類のリンゴのケーキ。)どれも美味しかったです!
左が同居人マルティーナ(小児科の英語とフランス語の先生)、
右がお隣に住んでいたご夫婦(良く近所の家の猫(フェリックス)を自分たちのお家に泊まらせてあげていました。)



引越し業者の運搬可能日が新しいお部屋の入居日に間に合わなかったため、同居人と知り合いの方に運搬日当日の確認を頼まなくてはいけなかったので、本当に協力してくださる方がいて感謝でした。ということで、荷物が運搬される一足先に私はICEでライプツィヒへ。当日、アルトナ駅まで同じ学校で学んだ友人たちが見送りに来てくれ、涙涙のお別れ。素敵なメッセージノートを頂きました。大好きな声楽の先生、お世話になった先生方、友人たちが沢山書き込んでくれて、心が熱くなりました。

頂いたメッセージノート

ライプツィヒへのICEの中で読ませて頂きました





ライプツィヒまではスムーズにたどり着くことができ、無事に新しい家の鍵を受けとり、その翌日に住民登録、晴れてライプツィヒの住人になることができました。役所の人がとても感じが良く(ドイツでは珍しい!)、新しい街で不安もありながらも、気持ち良く新生活をスタートすることができたのでした。引越し業者の荷物もその後無事に届き、色々な方に助けて頂き、改めて感謝の多い日々でした。


住民登録したらライプツィヒ住民ビギナーセットがもらえました。
ハンブルクよりもご丁寧な街です。

ライプツィヒ住人ビギナーズセットの中身。
といっても宣伝の品が殆どですが、クーポンもはいっていました。
入居日に大家さんがライプツィヒの地図を貸してくれました。





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