冬休みに入りました! その1


ハンブルク市庁舎前のクリスマスマーケット

2013年最後の月も半分以上が過ぎました。
ハンブルクは寒いながらも雪は降らず、噂によると例年になく暖冬なのだとか。
数週間前に雪が降る日があったので、ついに厳しい冬がやってきてしまったのか・・・、と覚悟していましたが、私が冷え性だという事をご存知の神様がどうやら今年は暖冬にしてくれたようです。(?)

さて、10月から始まった新学期生活もあっという間に3ヶ月が過ぎ、気がつけばもう冬休みに入りました。
今月は学内の演奏会があったり、オーディションがあったり、来年早々から始まるリートセミナー、バロック音楽セミナーの為の準備、その他諸々忙しなく過ごしました。(まだ進行形ですが...)
本番や毎回レッスンを終える度に新たな課題が見つかる中、いつも注意すべき自分自身の発声の悪い癖はなかなかすぐには直らず、自分自身に嫌気がさす時もありますが、エネルギッシュな先生方の下で毎回のレッスンはとても楽しく学ばせて頂いています。
七転八起を繰り返しています!

そして、12月と言えばクリスマス!
至る所でクリスマスを控え華やかにイルミネーションが飾られて、街行く人々も活気づいています。
ずっと楽しみにしていたクリスマスマーケットにも先日から時間を見つけては出向いてドイツの雰囲気を楽しんでいます。クリスマスマーケットなのだからクリスマスの25日辺りまで開かれているだろうと思いきや、ハンブルクや周辺の街では22日、23日までとのこと。
24, 25日クリスマスの日に、お店が一番賑わい儲かりそうな時にマーケットを開かないなんて日本では考えられませんが、ドイツでは24日前までにクリスマスマーケットでクリスマスの準備をし、24日、25日は大切な家族と家でゆっくりと過ごす、というのが風習なのだそうです。そしてガイドブックによると、昔はクリスマスという聖日に商売をする事が禁じられていた為、クリスマス直前に開かれていて、この市が発展して現在のクリスマスマーケットになったとのだとか。
この様な事や、日曜日にはどのお店も(スーパーでさえ)閉まるというドイツの生活を目の当たりにすると、ここはキリスト教が基盤の国なのだと、日本との違いを改めて実感します。

今年は感謝な事に、以前お世話になっていたガストファミリーに招待して頂き、24日、25日のクリスマスを一緒に過ごさせて頂きます。24日にはガストファミリーが一緒に教会に連れて行って下さり、その後皆でお祝いする予定です。
人生初めてのドイツ家庭の中でのクリスマス、今からわくわくドキドキしています。

〜 その2につづく 〜 


木彫りのオーナメント。ロバや牛の優しい表情に惹かれました。

ブンツラウアー陶器(ポーランドの伝統的な陶器)のお店
クリスマスのオーナメントが沢山!
                                           
市庁舎前の大きなツリー。この広場は毎日大勢の人たちで賑わっています。
定刻になると本物のサンタを乗せたソリが市庁舎前の夜空を飛びます!