上野の石橋メモリアルホールにて、YMCAオラトリオ・ソサエティ&青山学院オラトリオ・ソサエティ合唱団による第4回定期演奏会が無事に終わりました。
プログラムはJ.ラター作曲「レクイエム」とG.フォーレ作曲「レクイエム」でした。

私自身の歌に対しては思う事は沢山ありますが、これは個人の課題にするとして・・・

やはりどちらの作品もオーケストラバージョンで演奏すると格別に美しいです。
キリスト教の概念では「死」というのは、天国へ帰る凱旋であり、神の御元で安らかに憩うという情景、そして愛する人を天国に見送った残された者へ対しての神からの深い慰めが究極に美しいハーモニーと共に書かれている二つの作品でした。
ハープの優しい調べが奏でられている時は、朝倉先生の事が思い出され、私にとって特別な演奏会となりました。
私自身もこの作品に慰められた一時となりました。

また長年お世話になっている合唱団の皆様とご一緒させて頂ける機会は本当に貴重だと感じました。
皆本当に温かい方々で、演奏にもそれがにじみ出ています。

そして、最後になりましたが、お忙しい中足を運んで下さった方、どうもありがとうございました。

今日この日に感謝して、また明日から来週の本番に向けて始動したいと思います。

本番直前のリハーサル風景

終演後舞台袖で、指揮の渡辺善忠先生、バリトンの原田圭さんと

頂いたお花たち